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シーサイドライン 手動運転での再開を模索

2019年6月4日 1:28
シーサイドライン 手動運転での再開を模索

無人の自動運転で事故を起こしたシーサイドライン、運転再開のめどはたっていないが、手動運転での再開を模索。

今月1日、神奈川県横浜市を走る無人運転の新交通システム「シーサイドライン」の列車が駅で逆走して車止めに衝突した事故は、まだ原因がわかっていない。

運営会社は、運転士が乗り込んで手動で運転する形での再開を念頭に置き、事故を起こした以外の車両、15編成について、ブレーキ装置などの安全点検を行う方針を3日夜、明らかにした。今後、点検結果をもとに運転再開に向け、国土交通省と検討を進めるとしている。ただ、現時点では、運転再開のめどはたっておらず、4日もバスによる代替輸送が行われる。

また、事故車両が衝突した車止めの損傷や、通常時の列車が出せる速さを踏まえると、衝突時のスピードは、時速20キロ以上だった可能性があるという。