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天皇陛下、白い装束の姿で「勅使発遣の儀」

2019年5月8日 19:04
天皇陛下、白い装束の姿で「勅使発遣の儀」

天皇陛下は、白い装束の姿で「即位礼」と「大嘗祭(だいじょうさい)」の期日を伊勢神宮などに報告する使者を派遣する儀式に臨まれた。

8日午後1時すぎ、天皇陛下は「勅使発遣の儀」に臨むため、半蔵門から皇居に入られた。「勅使発遣の儀」は、「即位礼」と「大嘗祭」の期日を、伊勢神宮や神武天皇陵、昭和天皇からさかのぼって4代の天皇陵に報告するため、使者を派遣する儀式。天皇陛下は、即位した年のみ着用する「御引直衣(のうし)」を身にまとい、陛下から託された「御祭文」を宮内庁長官が勅使に手渡した。

陛下は、午前には皇居にある宮中三殿に自ら期日を報告する宮中祭祀(さいし)に臨まれた。

勅使は10日、伊勢神宮や天皇陵で期日を報告し、陛下からの奉納品を供える。