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258グラムで生まれた男児 あす退院へ

2019年4月19日 15:49
258グラムで生まれた男児 あす退院へ

長野県安曇野市の病院で体重258グラムで生まれた赤ちゃんが3374グラムまで成長し、20日に退院することになった。

お母さんの腕の中で気持ち良さそうにする関野竜佑ちゃん。母親・俊子さんが去年10月1日に、妊娠24週と5日で出産した男の子。生まれたときの体重は258グラム。集中治療室にある保育器に入り点滴などで栄養治療が行われた。

俊子さん「生まれた当初は、あまりの小ささと肌が透き通っていて、触ったら壊れそうなぐらいで、どうしたらいいか分からない気持ち。竜佑に面会で会うたびに涙が止まらない状態だった」

現在は体重3374グラムまで成長。病気もないことから20日に退院し、軽井沢町の自宅で両親・きょうだい3人と暮らす。病院によると、元気に退院する男の子としては世界最小だという。