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熊本地震3年 約1万6500人が仮住まい

2019年4月14日 1:32
熊本地震3年 約1万6500人が仮住まい

震度7を観測した熊本地震から14日で3年。今も約1万6500人が仮住まいでの生活を余儀なくされるなど、生活再建が課題となっている。

熊本地震では、関連死を含め270人が亡くなった。震度7に2度襲われた益城町では、地震から3年がたち、新築の家が増えてきているが、県内外で今も約7300世帯、1万6500人が仮住まいを続けていて、そのうち約200世帯は住まいの再建が難しい状況。

恒久的な住まいとなる災害公営住宅は、先月末時点で完成したのは県全体で3割にとどまっていて、生活再建が進まない要因の一つになっている。

一方、地震で大きな被害を受けた熊本城は修復が進んでいる。大天守は、今年の秋には外観の復旧を終え、天守閣の近くまで行ける特別見学も始まる予定。