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米軍船籍が台湾海峡航行 中国が反発

2018年11月29日 21:24

アメリカ軍は28日、2隻の艦船が台湾海峡を航行したと発表した。近く行われる米中首脳会談を前に中国をけん制する狙いがあるとみられるが、中国は反発している。

アメリカ太平洋艦隊によると、ミサイル駆逐艦と補給艦の2隻が28日、台湾海峡を航行したという。声明では「自由で開かれたインド太平洋に向けたアメリカの関与を示す」と強調している。

アメリカ軍の艦船の通過は7月以降、3回目で、近く行われる米中首脳会談を前に中国をけん制する狙いがあるとみられる。これに対して中国外務省の報道官は会見で「両国関係と台湾海峡の安定を損なうべきではない」と反発した上でアメリカ側に懸念を示したと述べている。