日本体操協会幹部によるパワハラ問題で、渦中の塚原夫妻は２日に連名による文書で、宮川選手に直接謝罪したいとコメントした。

２日午後７時すぎに日本体操協会の塚原光男副会長と千恵子女子強化本部長から送られてきた文書には、「宮川紗江選手に対する謝罪」というタイトルで、反省の意が述べられていた。

「宮川紗江選手を傷つけ、誤解を与え、恐怖心を抱かせ、不信感、不快感を与えてしまったのであれば、全ては私たちの責任であり、本当に申し訳なく思っております」と、宮川選手に謝罪した。

先月３０日には、宮川選手の記者会見を「全部ウソ」などと反論した塚原副会長は、この発言についても謝罪し、一人の大人としての落ち度を認めた上で、「私たちの感情に任せた自分勝手な発言等により、私たちが宮川紗江選手と対立姿勢にあるとの印象を与えてしまいました。直接謝罪をさせて頂きたいと考えております」とコメントした。

一方、パワハラ問題については、第三者委員会の調査に協力し、その判断を待ちたいとしている。