人のひみつを売る?500円前後よく売れる
人の「ひみつ」を売っている女性がいる。「人のひみつを売る」とは、どういうことなのか、女性に密着した。
ひみつと大きく書かれた屋台を引いているのは、木村りべかさん30歳。道行く人からひみつを仕入れ、それを他の人に売っている。
ひみつは小さな紙に書いてもらう。
男性「僕の夏のひみつ」
木村「今年の夏ですか?」
男性「今年の夏…去年の夏から」
書いたひみつはセメントの中に入れて好きな形に固める。ひみつの中身は本人しか知らないが、販売する時の参考に可能な範囲で内容を聞いている。
男性「秋になるとちょっとだけなくなる」
木村「ちょっと残ってるんですか?」
男性「忘れるに近いのかな」
木村さんがひみつ屋を始めたのは、自身にひみつができたことだったという。
木村さん「他の人もひみつを持っているなと思って、集めたくなったのがきっかけです」
手元にあるひみつは100個以上。値段はひみつを提供した人が決めていて、0円~3000万円のひみつがあるが、多くは500円~5000円。売れやすいのは500円前後のひみつで、購入者は“おもしろそう”、人のひみつを知りたいなど理由はさまざまだ。
活動拠点は東京23区で、場所や日程はSNSで告知しているという。
【the SOCIAL viewより】