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震度6弱…視聴者提供映像が語る緊迫状況

2018年6月18日 14:51
震度6弱…視聴者提供映像が語る緊迫状況

18日午前8時前、近畿地方で震度6弱を観測する強い地震があった。視聴者の方から提供された映像からも被害の状況が分かる。

震度6弱を観測した大阪府茨木市内にあるスーパーの映像。大きな揺れがあり、収納ボックスなどが倒れスーパーの中にいた人たちが一斉に外に逃げていく様子が映っている。

同じく茨木市内のスーパーの映像。強い揺れの影響で棚からワインが落ちて床に散乱している。多くのワインボトルが割れて、中のワインが広がっている。

また茨木市内でビルの外壁が崩れ、破片が1階のクリーニング店の前に散乱している。

震度6弱を観測した茨木市にある阪急電鉄・茨木市駅のホームで撮影された映像。ホームの電光掲示板が大きく傾いて、落下寸前の状態になっているのが分かる。

JR茨木駅付近の線路の映像では、止まった電車から降ろされた乗客が線路を歩いて移動している。JR茨木駅の構内にはブルーシートが敷かれ、座っている人の姿があった。

また、震度6弱を観測した大阪府高槻市にあるJR高槻駅で午前8時頃撮影された映像では、地震の衝撃で天井の蛍光灯がところどころはがれ落ちそうになり宙づりになっているのが分かる。駅の中は通勤時間帯ということもあり、混雑している。そして、天井から水がかなりの勢いで流れ落ちている所もある。JR高槻駅を通るJR京都線などは現在、地震の影響で運転見合わせとなっている。

高槻市では、水が濁っているのも確認されている。風呂にためた水だけでなく、蛇口をひねって出てくる水も、たまると茶色っぽく濁っているのが分かる。

震度5強を観測した寝屋川市河北東町で撮影された映像では、地面から水が勢いよく噴き出している。

震度5強を観測した大阪府吹田市など通る近畿自動車道吹田ジャンクションから松原インターチェンジの間で撮影されたドライブレコーダーの映像。地震が発生し、停車中の白いバンが上下に跳ね上がり、5~6秒にわたって揺れた。異変に気づき、ほかの車も次々と停車していく。

吹田市の道路を走る車の中で地震が発生した時に撮影されたドライブレコーダーの映像では、地震の揺れで道路上を走る白いバンが上下に跳ね上がっている。地震に気づき、車が次々と停車していく様子も映っている。

震度5強を観測した大阪府豊中市の自宅での地震発生直後の映像。食器棚の扉が開いて中にあった食器が落ちるなどして物が床に散乱している。また、洗面所でも立てかけてあった洗面用具が洗面台に落ちている。

また、震度6弱を観測した大阪市北区にある阪急電鉄梅田駅付近で午前8時頃に撮影された映像では、駅付近のビルからコンクリート片のような物が落ちたことが分かる。