１８日午前８時前、近畿地方で震度６弱を観測する強い地震があった。視聴者の方から提供された映像からも被害の状況が分かる。

震度６弱を観測した大阪府高槻市にあるＪＲ高槻駅で、午前８時頃に撮影された映像では、地震の衝撃で天井の蛍光灯が所々はがれ落ちそうになり、宙づりになっているのが分かる。駅の中は通勤時間帯ということもあり、混雑している。そして、天井から水がかなりの勢いで流れ落ちている所もある。

ＪＲ高槻駅を通るＪＲ京都線などは午前１１時現在、地震の影響で運転見合わせとなっている。

同じく震度６弱を観測した茨木市にある阪急電鉄・茨木市駅のホームで撮影された映像では、ホームの電光掲示板が大きく傾いて落下寸前の状態になっているのが分かる。

そして、震度５強を観測した吹田市の道路を走る車の中で、地震が発生した当時撮影されたドライブレコーダーの映像では、地震の揺れで道路上を走る白いバンが上下に跳ね上がっているのが分かる。地震に気づき、車が次々と停車していく様子も映っている。

また、震度６弱を観測した大阪府北区にある阪急電鉄梅田駅付近で午前８時頃に撮影された映像では、駅付近のビルからコンクリート片のようなものが落ちたことが分かる。