×

栄和人氏「パワハラ認定真摯に受け止める」

2018年6月14日 10:44

レスリング女子の伊調馨選手らへのパワハラ問題で、日本レスリング協会の強化本部長を辞任した栄和人氏が14日午前、パワハラ認定後初めての会見を開き、「パワハラ認定を真摯(しんし)に受け止める」などと述べ、伊調選手らに謝罪した。

栄氏「パワハラ認定を真摯に受け止め、伊調選手、田南部コーチ、これまでレスリングを応援してくださった国民の皆様に対して、多大なご迷惑をおかけしましたことを、心からおわび申し上げます。本当に申し訳ありませんでした」

一連の騒動でパワハラ認定されて以降、初めて公の場に姿を現した栄氏はこのように述べ、謝罪した。栄氏は、14日に開幕する全日本選抜選手権で至学館大学の監督として現場復帰するのを前に、約15分間、会見を開いたもの。

伊調選手への謝罪について栄氏は…。

栄氏「これからしっかり協会通して会って、直接謝罪したいと思います」

まだ直接謝罪できていないことを明かした他、パワハラ行為に至った理由については「コミュニケーション不足が招いたと思う」などと述べた。

日本レスリング協会は栄氏の常務理事解任を決めていて、今月23日に開かれる評議員会で正式に決定する見通し。