東京のロシア大使館で、４日、日本とロシアの子供たちが互いの文化を学ぶ交流イベントが行われた。

４日午後、在日ロシア大使館学校を訪問したのは文京区立・本郷小学校の生徒６人。生徒たちは教室で、紙を切って様々な形を作る切り紙を体験。難しい部分をロシア側の生徒に教えてもらうなどして、鶴や盆栽など様々な作品を作っていた。

在日ロシア大使館学校・ミハリョーフ校長「日本の子供たちがロシアの子供たちと紙を通じて交流する姿を見て嬉しかったです」

子供たちはまた、ロシア語の歌を一緒に演奏したり、ゲームをするなどして交流を深めていた。今後は、ロシア側の生徒たちが本郷小学校を訪問して、日本の伝統文化を学ぶことも検討しているという。

本郷小学校の生徒「（きょうの交流で）ロシアが身近に思えた。今度は一緒にロシアのゲームをしたい」

ロシア大使館学校の生徒「Ｑ：何が一番楽しかった？」「折り紙」「切り紙」「折り紙」「（今度は）日本のダンスが面白くて習いたい」

本郷小学校の細田校長は、「今後も交流を深め、再来年の東京オリンピックでは来日したロシアの選手とも交流したい」と話していた。