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保育士不足で認可保育所が休園へ 横浜市

2018年3月8日 10:44
保育士不足で認可保育所が休園へ 横浜市

神奈川県横浜市の認可保育所が必要な保育士の数を確保できないとして、来年3月末で休園することになり、一部の園児が今月中の転園を余儀なくされている。

横浜市によると、休園することが決まった市の認可保育所「寺谷にこにこ保育園」は今年1月、市に対して、「保育士の確保が思うようにできていない。新規に子どもを受け入れる余力がない」と説明し、新規園児の受け入れを停止した。さらに、園は来月から、1歳児と2歳児の保育に限定するため、現在の2歳児から4歳児、合わせて37人が今月中の転園を余儀なくされたという。

保護者「本当に突然の話で、これからどうなるのかなというのが、不安な気持ちでいっぱいというのが正直なところですね」

また、市によると、37人の転園先は確保されているが、園に残る約20人の1・2歳児についても、来年3月の休園に向けて順次、転園させていく方針。