半崎美子、合唱曲で「歌ってもらう喜びを」
シンガー・ソングライターの半崎美子(37)が24日、新曲「明日への序奏」の発売記念イベントを都内で開催した。
昨年11月のコンサートで合唱団とともに初めて披露し、CD化のリクエストを多く受けた楽曲。
合唱曲をイメージしたといい、半崎は「助走を続けている方たちに贈りたい。助走を続けることに意味があるということに光をあてた歌です」と紹介した。
かねて合唱曲を好んできた半崎は、その理由について「声の束が合わさって奏でられる、自分だけではできない、(歌声の)深みだったり広がりみたいなものにすごく興味がある」と、にっこり。
「(インディーズ時代は)歌ってもらう喜びというのはなかったんですけど、メジャーになってから学生さんたちが学校やカラオケで歌ってくれていると、たくさん耳にするようになって、歌ってもらう喜びを新たに感じて、改めて合唱曲として書きました」と話した。
4月21日から全国4都市を回るコンサートツアーがスタート。
各都市で一般応募のファンと新曲を合唱コラボレーションする企画も予定しており、半崎は「楽しみです」と心待ちにした。
この日のステージでは新曲を10人の女子学生たちとともに披露したほか、カップリング曲「ぼくはぞうきん」、第50回日本有線大賞で新人賞を受賞した「サクラ〜卒業できなかった君へ〜」など4曲を歌唱。
集まったファン約300人から大きな拍手が送られると、感極まって目を潤ませるシーンもあった。