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米ダウ大幅反発 世界同時株安“歯止め”か

2018年2月7日 6:36

世界同時株安の引き金となったアメリカ・ニューヨーク株式市場は6日、反発して取引を終えた。

ダウ平均株価の終値は速報値で前日比567ドル02セント高の2万4912ドル77セントと大幅に値を上げた。ただ、値動きの幅は1100ドルを超える荒い相場となった。

6日のダウ平均株価は取引開始直後に前日の終値に比べ、一時、567ドル値を下げた。その後、367ドル高まで上昇する場面もあったが午前中は再び値下がりする方向感の定まらない相場が続いた。

午後に入ると、すでに決算発表などで好調な業績だったにもかかわらず前日まで値を下げていた企業を中心に買い注文が入り、大きく上昇した。市場関係者は「アメリカの景気の底堅さが示された」と話している。

また、世界同時株安にはこれで歯止めがかかったとの見方も出ていて、これから取引が始まる日本など世界の市場での動きが注目される。