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統一会派結成巡り 希望・民進幹事長ら会談

2018年1月10日 14:49
統一会派結成巡り 希望・民進幹事長ら会談

統一会派の結成をめぐり希望の党と民進党の幹事長らが10日朝、会談した。希望の党が安全保障関連法への対応について民進党に譲歩する考えを示したことから、民進党は会派の結成に向けて党内調整を進めることになった。

会談で希望の党は、焦点の安全保障関連法への対応について「必要な見直しの議論を行う」という党の考えを示した。民進党が安全保障関連法の違憲部分の削除を求めていることを受けて譲歩した形。

希望の党・古川幹事長「今の安倍一強政治にしっかりと対峙(たいじ)していく。そうしたかたまりをつくっていくことが大事である」

民進党は、今後、統一会派の結成に向けて希望の党の考えに賛同できるか党内調整を進めることになった。ただ、希望の党幹部が「元の鞘(さや)に収まるようで、メリットがない」と語るなど、両党には、憲法改正や安全保障関連法への考えの違いから統一会派の結成に反対する議員もいて、まだ曲折が予想される。