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ロシアが極東ビザ簡素化 投資呼び込みへ

2017年8月9日 4:40

 ロシアが極東のウラジオストクを訪問する日本人などを対象に、取得手続きを簡素化した「電子ビザ」を導入した。外国との交流を促して、極東での投資を呼び込みたい考え。

 電子ビザは、ウラジオストクを訪問する日本や中国など18か国の観光客やビジネスマンが対象で、8日から受け付けが始まった。大使館などに行く必要はなく、インターネット上のサイトで申し込めば、4日後にウラジオストクの空港か港で受け取れるという。有効期間は30日、最長8日までの滞在が認められている。

 ロシアは極東の開発に力を入れていて、手続きを簡素化した電子ビザで海外からの訪問を増やし、投資を呼び込みたい考え。今回の電子ビザの対象はウラジオストク周辺のみだが、効果次第で対象地域を拡大する予定。