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九州北部豪雨 復旧・復興に向け作業進む

2017年7月20日 1:19
九州北部豪雨 復旧・復興に向け作業進む

 19日、気象庁は今回の豪雨を「平成29年7月九州北部豪雨」と名付けた。被災地では犠牲者に黙とうがささげられた。

 19日午前9時、福岡・朝倉市内では、犠牲者に黙とうがささげられた。今回の豪雨による福岡県内の死者は、朝倉市と東峰村で計31人(朝倉市28人 東峰村3人)。また、7人が行方不明となっている。その朝倉市と東峰村では約800人(朝倉市359世帯738人 東峰村19世帯38人)が避難生活をしている。

 また、19日には被災者のための仮設住宅の建設が始まった。計57戸(朝倉市40戸 東峰村17戸)が1か月程度で完成する予定。このほか、朝倉市では水道の復旧に向け水道管の漏水を確認する作業も始まった。ただしこの水は飲むことはできないという。

 被災地では行方不明者の捜索を最優先にしながら、復旧・復興に向けた動きが少しずつ加速している。