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クリントン氏、トランプ氏の北朝鮮政策批判

2017年5月3日 8:43

 アメリカ・トランプ大統領の北朝鮮政策をめぐり、去年の大統領選挙で敗れた民主党のヒラリー・クリントン氏が2日、「戦略性がない」などと批判した。

 ニューヨークで行われた会議に参加したクリントン氏は、トランプ大統領が北朝鮮の金正恩委員長との会談もありうるなどと発言したことを批判した。

 ヒラリー・クリントン氏「交渉には視野の広い戦略性が必要です。ある朝ツイートで『会談して仲良くなれるかやってみよう。なにか解決策があるかやってみよう』などというのは通用しないのです」

 また、クリントン氏は「北朝鮮はこれまで国際社会での地位を上げるためにアメリカとの交渉を求めてきた」と指摘した上で、その戦略には「注意すべき」と強調した。

 一方、シリア攻撃については「支持する」と一定の評価をしながらも、「攻撃の後、状況は改善されていない」と指摘した。