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北、米・原子力空母派遣に「超強硬に対抗」

2017年4月11日 14:36

 北朝鮮では11日、日本の国会にあたる「最高人民会議」が開催される。核やミサイル開発に関連する決定などが出されるかが焦点。

 北朝鮮の最高人民会議は、憲法や法律の改定、国家機関の人事の決定などを行う。2012年の最高人民会議では憲法に「核保有国」と明記することを決定し、去年は、金正恩委員長が、国の最高ポストとして新たに設置された「国務委員長」に就任した。

 国際社会が圧力を強める中、北朝鮮が今回、核やミサイル開発に関連した決定やメッセージを出すかどうかが焦点。

 一方、北朝鮮の外務省は10日、アメリカの原子力空母「カール・ビンソン」が朝鮮半島の近海に向かったことについて「アメリカの侵略が実践段階に入ったことを示す」と反発。「超強硬に対抗する」と威嚇している。