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「メテオ」3度目の挑戦 打ち上げ成功

2016年3月23日 14:53
「メテオ」3度目の挑戦 打ち上げ成功

 国際宇宙ステーション(=ISS)への設置が計画されながら2度にわたりロケットの爆発で打ち上げに失敗していた千葉工業大学の観測カメラが、日本時間の23日正午すぎ、打ち上げに成功した。

 千葉工業大学が開発した流星観測カメラ「メテオ」は、国際宇宙ステーションの実験棟に設置され、約2年間、超高感度カメラで流星群の実態解明などを進める。

 「メテオ」は過去2度にわたり、搭載したロケットの爆発事故で消失し、今回の打ち上げは3度目の挑戦だったが、日本時間23日正午すぎ、アメリカ・フロリダ州から無事に打ち上げられた。

 惑星探査研究センター・荒井朋子上席研究員「無事に打ち上がったと思うと本当にほっとしています。ようやくスタートラインに立てたという気持ちもあるので」

 早ければ5月から本格的な観測を始め、撮影された映像はウェブで公開される予定。