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出生数5年ぶり増加 30~40代の出産増

2016年1月1日 7:48
出生数5年ぶり増加 30~40代の出産増

 去年、生まれた子どもの数は100万8000人で、5年ぶりに増えたことがわかった。

 厚生労働省によると、去年1年間に日本で生まれた日本人の数は100万8000人と推計され、過去最少だった2014年を約4500人上回った。出生数の増加は5年ぶり。

 去年の前半に30代と40代の出産が増えていて、厚労省は「収入の増加や保育所の整備が関係しているのではないか」と分析している。

 一方で、高齢化により、死亡数は戦後最多の130万2000人と推計されていて、この結果、日本の人口は約29万4000人減り、過去最大の減少幅を更新した。

 また、少子化が進み、去年、結婚したカップルは63万5000組で戦後最少だったという。