ヒット曲「初恋」で知られるシンガー・ソングライターの村下孝蔵さん（享年４６）の故郷・熊本県水俣市に「初恋」の歌碑が建設され１７日、除幕式とライブイベントが行われた。

　歌碑は、市内の商業施設「Ｍ’ｓシティ」横に設置。縦９０センチ、横１６０センチのステンレス製で、村下さんのジャケットでおなじみの村上保さんの書き下ろしイラストをイメージキャラクターとして使用している。また、歌碑に面した“ふれあい一番街商店会通り”の愛称が「初恋通り」（全長３３３メートル）となった。

　ふれあい一番街商店会の西田弘志会長は「若い人は『初恋』という曲は知ってるけど、村下孝蔵さんのことを知らない人が多いと思うので、水俣出身の村下孝蔵さんにスポットをあてたいと思ったことと、地元商店会の通りをアピールしたかった」と趣旨を説明。村下さんの父、長男の修蔵さん、長女の絹代さんの連名で「水俣・商店街の活性化につながることを村下家族一同祈っております」とのコメントも寄せられたという。