東京五輪「延期検討」“マラソン沿道”も困惑広がる 北海道

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北海道2020.03.24 20:42

23日安倍総理の発言などで延期の可能性が示唆された、ことし夏の東京オリンピック。去年12月、マラソン・競歩の開催予定の札幌では、コース沿道の市民などの準備が進んでいますが、一夜明けて、市民を取材しました。

東京オリンピックマラソンコースのスタート地点、大通公園を見渡せるコーヒー専門店です。8月の開催日は予約で満席。特別営業をする予定でしたが…
(TOKUMITSU COFFEE大通店 新屋里美店長)
「ぜひ開催して欲しいが、どうなるのかなにも分からない状態で不安が続いていますね。どうしたらいいのかと毎日…」
店が不安を抱える理由、それは、安倍総理の「ある決断」が影響しています。
(安倍首相)
「いま五輪を開催できるかといえば、世界はそんな状態ではない。」
IOC=国際オリンピック委員会の決断を受け、安倍総理は、東京オリンピック・パラリンピックの延期を容認する考えを示しました。現在、検討されている東京オリンピック・札幌開催のマラソンコースです。1周目は札幌市内を20キロし、残りは1周目の北半分を活用しておよそ10キロを2周する予定です。オリンピックのマラソンコースの1つ、北24条商店街です。「延期の容認の話」を聞いたマチの人は。
(市民は)
「走ってほしいですよね」
「2回も3回も見られるコース設定で、楽しみがあった」
「この状態で開催して、何かあっても嫌、延期でいいからここでやってほしい」
商店街の理事長、小泉詔信さんです。
(北24条商店街振興組合 理事長小泉詔信さん)
「カウントダウンタワーを準備をしていたんですが…」
小泉さん、商店街でマラソン開催日までの「カウントダウンボード」を作る計画を立ていました。
(北24条商店街振興組合 理事長小泉詔信さん)
「せっかくここまで考えたので、やってもらえればこれも生きると思う」
先週、ギリシャから宮城県に到着した聖火。しかし、IOCが大会の延期を巡る判断を出すまで、ランナーによる聖火リレーでなく、聖火をともした「ランタン」を巡回させる方針となっています。颯爽とゲレンデを滑り降りる女性。トレーニング中の聖火ランナー、札幌市の佐藤幸子さんです。走る日を心待ちにしていましたが。
(佐藤幸子さん)
「個人的には残念ですが、東京五輪は成功してほしいので、私たちは受け入れないといけない、こういった予想外のことは。」
こちらは道内最年少のランナー、札幌市の湯川総夢くんです。フットサルを習っていますが、ほとんど外で練習が出来ない日々が続いています。
(湯川総夢くん)
「トレーニングとか、家でできることをして、体を動かすってことにしています」
聖火リレーについては。
(湯川総夢くん)
「ちゃんと開催できるかもあるので、そこは仕方ないかなと思う」
Q「でも走りたい?」
「走りたいですね。」
IOCなどは「中止はない」と強調していますが、いつまで延期されるのか、さらには、マラソン・競歩の札幌開催はそのままなのか、先行きは見えてません。

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