クルーズ船患者 県内に9人搬送

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静岡2020.02.12 19:52

新型コロナウイルスの集団感染が確認されているクルーズ船から、県内の病院にあわせて9人の患者が搬送されていることが分かった。

新型コロナウイルスの集団感染が起きている「ダイヤモンド・プリンセス」。日に日に感染者が増え、県内の病院にも患者の一部が横浜港から搬送されている。

県は県内の病院には7日に4人、それ以降に5人の計9人の患者が搬送され、入院していることを明らかにした。

また12日に新たに確認された患者については受け入れ人数を厚労省と調整しているという。川勝知事は過剰に心配せずインフルエンザと同様の対策を徹底するよう呼びかけた。

さらに静岡県にとって新たな心配も。

政府は12日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け県との交流も深い中国・浙江省に滞在歴のある外国人などに入国拒否の措置をとることを発表した。

すでに武漢のある湖北省からの外国人の入国を拒否しているが対象地域に浙江省も加えた。

浙江省と静岡県は1982年から友好提携を結んでいて県の職員や学生などの派遣交流も毎年行われている。新型コロナウイルスの感染拡大を受け県は先週、メッセージ入りの支援物資を浙江省へ送っていた。

県内企業も30社以上が進出する浙江省。こんな影響も…。

浙江省出身で静岡市にある日中交流センターに勤める孫江明さん。中国企業などからの県内への視察を手配しているが今月分はすべてキャンセルになってしまった。毎月10件ほどの依頼があるというが3月以降は1件のみ。激減してしまったという。

浙江省では外出を控える人が多く道路やショッピング施設は閑散とした状況だという。故郷だけでなく県内への影響も長引かないか不安を募らせていた。

新型コロナウイルスの感染拡大は観光業をはじめ製造業など県内経済に影響を与え始めている。このため県は12日から制度融資による金融支援を始めた。

融資の要件は新型コロナウィルスの影響で「直近1か月の売り上げが前年の同じ時期より10%以上減少」さらに「今後2か月の売り上げが前年に対し10%以上減少が見込まれる中小企業」に対し最大5,000万円まで融資する。

県が今回のような緊急融資を行うのは東日本大震災以降9年ぶり。

さらに清水銀行でも新型コロナウイルス対策資金制度を設けるなど県内の金融機関でも支援策を打ち出している。

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