新型コロナに負けない ホテルが弁当販売

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富山2020.03.19 18:35

 新型コロナウイルスの感染拡大で県内では学校の休校や経済への影響も出ています。そんななか富山市のホテルが子ども向けの弁当販売を始めました。値段は1個320円。思いや狙いを高橋記者がお伝えします。

 「こちらの色鮮やかな弁当。作っているのはホテルの料理人たちです」

弁当の名前は「がんばれ!元気なお子様応援弁当」。ホテルグランテラス富山が新型コロナによる休校で、子どもを持つ保護者を支援しようときょうから販売を始めました。

 作っているのは和食と洋食の料理人。普段、同じ厨房に立つことはありません。さらに仕上げを手伝うのは、普段は営業や婚礼など、料理とは関係ない部署のスタッフ。

 浅井崇販売本部長「部署関係なく協力しあってやっております。地域の皆様に何か貢献できるような元気が出ればなという思いで企画を立てました」

 弁当を買いに来た人「お昼は毎日作ってました」

Qそういった負担が減りますかね?

「そうですね。嬉しいです」

 新型コロナウイルスの影響で自粛ムードが漂うなか、ホテルも厳しい状況が続いているといいます。

 浅井崇販売本部長「本当にないに等しいと言いますか、小規模なものはあるんですけど大きなものはキャンセル、自粛という傾向にあります。宴会のようなバンケットのキャンセル。宿泊のキャンセル。3月は本当に多かったですね」

 そんななかで始めた弁当販売。1個320円という価格は原価ギリギリで、人件費を入れると赤字だといいます。

 浅井崇販売本部長「世間も暗い中で何かできることはないのか、という意見が出てきまして。なかなか厳しいような状況の中、社内もすごい暗い雰囲気だった。ホテルの中の従業員も元気が出ればなという思いであります」

 2児の父親「いつも通りの仕事がなかなかできない中でいろんな工夫をしていかないといけないんだろうな。親としてはありがたいしそれがいろんな企業の助けになればいい」

 助け合いの輪が広がっています。

 弁当の販売は平日限定で来月3日まで行うということです。

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