原発事故を想定した大規模な住民避難訓練

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新潟2019.11.09 18:53

 柏崎刈羽原発で重大事故が発生した想定で新潟県で9日、住民が参加した大規模な避難訓練が行われた。

 避難訓練は震度6強の地震によって東京電力柏崎刈羽原発で重大事故が起き「全面緊急事態」に至るとの想定で行われた。
 原発から約5キロの地点にある柏崎市椎谷地区の住民は周囲の道路が寸断されたとの想定で船による避難を試みた。
 沖合に停泊している海上自衛隊と海上保安部の船までボートで向かい乗り換えて避難するまで流れを確認した。
 長岡市や見附市などの住民はバスで避難した。燕市に設けられたスクリーニングポイントで住民の被ばく線量の検査やバスの除染などが行われた。
 訓練に参加した男性は「このようにやらなければならないということに体験できたということは非常にありがたい」と話した。
 一方で「年をとっているからどうなるか・・・。逃げるのが大変」と話す高齢の女性もいた。
 この訓練は、県がことし3月に新しい広域避難計画を策定したことを受けて行われた。
 花角知事は「課題は当然出たと思う。さまざまに形を変えて訓練を繰り返しながら、応用動作・応用能力を高めていくということだと思う」と話し、課題を検証して避難計画の実効性を高めていきたいとの考えを述べた。

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