議会庁舎に喫煙所? 職員は「釈然としない」 禁煙求める市民が監査請求 北海道議会

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北海道2019.07.10 23:18

新しい北海道議会庁舎への喫煙所設置問題です。禁煙を推進する団体が、完全禁煙を求めて知事に住民監査請求をしました。隣の北海道庁の建物は屋内禁煙ということもあり、職員からは「釈然としない」という声が聞かれました。

11年前から屋内が禁煙となっている道庁。出入り口から150メートルの場所にある喫煙所まで、職員が続々とたばこを吸いにやってきます。そのすぐ後ろに建てられているのが、来年1月に完成する道議会の新庁舎。ここに屋内喫煙所を設けようという動きが議論を呼んでいます。鈴木知事に対し10日、住民監査請求をした日本禁煙学会の松崎道幸北海道支部長。先週、自民党会派が喫煙所設置を求める方針を固めたことを受け、庁舎内の完全禁煙を求めました。
(日本禁煙学会 松崎道幸北海道支部長)
「議会こそ率先して完全禁煙を実行して、道民市民の模範となる行動をするべき」
道議会庁舎は改正法によって、来年4月に原則屋内禁煙となりますが、十分な分煙対策を施せば喫煙所を設けることができます。しかし、ある道職員からはこんな声も…。
「私たちはこんなに隔離されているのに、議員だけが専用の喫煙所を使うのは疑問だ」
道の関係者によると、新庁舎には職員や一般向けの喫煙所は設置されない予定です。議員だけがたばこを吸える、いわば「特権」を得る状況が生まれかねません。また、禁煙学会の松崎支部長は、喫煙所設置には相当な費用がかかると主張しています。
(日本禁煙学会 松崎道幸北海道支部長)
「少なくとも1000万円以上の無駄な支出がなされるだろう。主導的に知事が判断して行動してほしい」
新庁舎は議員のためだけの喫煙が許される施設となるのか。監査委員は60日以内に今回の請求が妥当かどうか判断する予定です。

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