わずか48キロの初水揚げ 過去最低 危機的なスタート 北海道東部沿岸のサンマ漁 今後には期待も 釧路

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北海道2019.07.10 23:02

庶民の味覚・サンマの流し網漁が北海道東沖で解禁され、釧路で初水揚げされましたが、水揚げ量は過去最低と厳しい船出です。ここ数年の不漁からの復活は期待できるのでしょうか。

ホクホクとしたやわらかい身が絶品の塩焼きに、身が引き締まり新鮮だからこそいただける刺し身。ところが、ことしは危機的なスタートとなりました。釧路港に初水揚げされた流し網漁による道東沖のサンマ。新鮮でピカピカと銀色に輝く魚体は例年通りですが、水揚げ量はわずか48キロと過去最低でした。
(漁師)
「だめだめだめ。全然だめ」
それでもことしは、例年より早く5月から公の海=公海でのサンマ漁が本格的に始まり、すでに流通しているため、セリ値は大きいもので1キロ1万9500円。去年より4割ほど安くなりました。
10日水揚げされた流し網漁のサンマはというと、釧路町の鮮魚店に並びました。最高値で競り落としたサンマは1匹およそ3000円でわずか8匹。限定の販売です。新鮮さが、公海上のサンマとの違いですが、値段を見た男性は。
「冷凍もので我慢しなければならない。1匹3000円だもの。高い」
鮮魚店の寿司コーナーでもさっそく提供を始めました。初日ということもあり、一貫400円(税抜)とサービス価格での提供です。身はきれいなピンク色。新鮮な証拠です。
(武田記者リポート)
「まさにきょう釧路でとれたばかりのサンマ。やっぱりお寿司でしょう! いただきます。脂もしっかりとのっていますし、とてもおいしいです。そしてやわらかいです。」
初日は記録的に量が少なかったサンマですが、今後の見通しは?
(釧路水産試験場 守田航大さん)
「流し網漁は私たちの予報でも厳しいという予報ですけれども、今後始まる棒受け網漁に関しては、そうはならないと。今月末に水産庁の長期予報をみて状況を判断したい」
ここ数年不漁が続いているサンマ。ことしこそ庶民の味覚に復活を期待せずにはいられません。

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