“育児放棄”みんな知っていた 死亡前に無理に食べさせたか 北海道札幌市

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北海道2019.06.13 06:52

札幌で2歳の女の子が衰弱死した事件で、逮捕された母親と交際相手の男は事件の発覚を恐れ、女の子が死亡する直前になって、食べ物を無理やり食べさせたとみられることが新たに分かりました。この事件をうけて札幌市は、不足している児童相談所の職員を増やす方針を示しました。

札幌市の池田莉菜容疑者と交際相手の藤原一弥容疑者は、池田容疑者の娘の詩梨ちゃん2歳に暴行を加え、けがをさせた疑いで逮捕されました。詩梨ちゃんの体には殴られたようなあざが多くあったほか、タバコの火を押し付けられたような痕も複数ありました。
(池田容疑者の元同僚)
「育児放棄気味というのはみんな知っていた。今回の事件を起こすような人ではなかった」
詩梨ちゃんの死因は衰弱死で、死亡する2週間ほどまえから、食べ物をほとんど食べていなかったとみられています。その後の捜査関係者への取材で司法解剖の結果、詩梨ちゃんの胃の中には少量の食べ物が残っていたことが新たに分かりました。見つかった時、詩梨ちゃんは食べ物の一部を吐いた状態で、このことから警察は、池田容疑者らが事件の発覚を恐れ、詩梨ちゃんが死亡する直前になって食べ物を無理やり食べさせたとみて、当時の状況について詳しく調べています。一方、札幌市児童相談所は会見で、不足していた児童相談所の職員について、今後4年間で26人増やす方針を示しました。
(札幌市児童相談所 高橋誠所長)
「児童福祉司はあと12人必要。心理士もあと12人必要。市町村担当も1名必要。里親担当も1名プラスします」
また、11日の時点で安否確認ができていなかった2件の通報事案については、12日までに職員が安全を確認したということです。札幌市児童相談所は14日、厚生労働省に出向いて今回の事件をめぐる経緯などを説明する予定です。

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