リニア問題 大井川流域の掛川市でシンポジウム

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静岡2019.12.03 20:22

協議が難航するリニア新幹線の工事による大井川の水問題。2日、掛川市で開かれたシンポジウムでは利水者や市民から県に対し「妥協しないでほしい」との声が相次いだ。これは大井川の水の重要性について市民の理解を深めようと掛川市が開いたもの。掛川市では上水道の9割や農業、工業用水に大井川の水を多く利用していることから水問題は市民の大きな関心事となっている。2日は難波副知事が市民や水の専門家とトンネル工事の問題点について議論した。難波副知事は工事により「山梨との県境付近の一部の水が大井川水系に戻せず県外に流出する」と指摘し、参加した市民からは不安の声が上がった。市民らの意見を受けて難波副知事は引き続きJRと「科学的根拠に基づく対話を進めたい」と話した。こうした流域市町の声をうけて水問題にこだわる考えの川勝知事。2日の会見でも国やJRとの協議には“新しい枠組み”が必要だと話した。川勝知事は水問題について「住民の生活や自然環境などに悪影響を及ぼしかねず、協議を進めるためには関係省庁をあげて新しい枠組みが構築されるべき」と話し、環境省や農水省などを含めた対応を求めた。

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