立候補表明の2人 同席で語ったのは…

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富山2020.01.15 19:07

 ことし秋の県知事選挙に立候補を表明している2人が同席です。5期目を目指すことを14日、表明したばかりの石井隆一知事と、すでに立候補を表明している日本海ガス前社長の新田八朗さんが、富山市で開かれた経済団体の新年会に出席し、それぞれ、経験を生かしてよりよい富山を作りたいと決意をにじませました。

Q出馬表明して初めて新田さんと会うが?

 石井知事「いやいや出馬表明ではなくて自民党県連に招かれたので…」

「きのう知事選への出馬を表明した石井知事です。同じく出馬表明した新田さんときょう同席します」

 富山経済同友会の新年幹事会に来賓として招かれた石井知事。代表幹事の1人として石井知事を迎えたのが新田さん。互いに軽く会釈をし、並んで座りました。

 まず、あいさつしたのは新田さん。17日で25年となる阪神淡路大震災の際に、日本青年会議所の災害援助チームの担当になり、支援やボランティアの派遣に尽力したことにふれ、社会貢献の大切さを訴えました。

 新田八朗さん「自らを助ける自助、それから公、行政による公助とともに、このような共助、NPOなどによる共助というのも社会をより良くしていく上での大切な要素ではないかと思っています」

 これを受けて石井知事は、消防庁長官時代に行った災害支援活動について語りました。

 石井知事「私が消防庁長官になった時に、そうした大災害があった時に自治体消防という限界を超えて、国家として消防がいろんな所に救援に行くこうした法制度も行って」

 2人は、震災の時の経験をそれぞれの立場から語り、互いにアピールして静かな火花を散らしました。

 昼食会は非公開で、終了後に取材に応じました。

 石井知事「特別なことはない。最近体調どうですかとか、体重はどのくらいですかという話です」

Q知事選の話は出なかったか?

 石井知事「全く。きょうはニュースになるような話はありませんよ」

 最後に会場から出てきた新田さんは。

Qどんな会話を?

 新田八朗さん「いろいろよもやま話をしておりました」

Q知事選に向けての話は?

 新田八朗さん「それは全くありません。私はあくまで新しい仕事に挑戦をする立場なので、一歩一歩支援の輪を広げていくそれしかないと考えています。そのために県内いろんな場所にうかがい、いろんな方々と意見交換していくということしか私にできることはありません」

 石井知事と新田さん双方が自民党県連に対して推薦を求めたことを受け、あるベテラン県議は「選考のスピードは加速していかざるを得ない」という見方を示しました。

 また別のベテラン県議は「参議院選挙の候補選考で実績がある党員投票か、あるいはアンケートで推薦を決めたらいいのでは」と話していました。

 一方、新田さんの地元、富山市西田地方の自民党校下支部は14日夜、臨時総会を開き、新田さんの推薦を決めました。

 富山市西田地方校下支部・駒見博信支部長「この町内会の会長さんも受けて、活動していただいたことも含めて、日ごろの新田さんの紳士的なものの進め方の上手さ、そういうものを評価されて。これからは時代も変わるので、若い方に代わるべきだろうというご意見が強かったように思います。そういう点で地元の人たちは声を上げて、推薦すべきだと」

 とはいえ、県連の判断には従うとしています。

 駒見博信支部長「(推薦を)決めるのは市連を通しての県連だと、県連が決定されればそれに党員としては従う。前向きな、県会議員の方々の判断を、私らは期待したいと思っております。良識ある判断をお願いしたいと願うだけです。また我々はそれに従うつもりでおりますので」

 県連の宮腰光寛会長は、今月20日にも予定される通常国会の開会直後に、2人の聞き取りの内容を県選出の国会議員に説明し、候補者選考の進め方を議論する見通しです。推薦候補の一本化には、宮腰会長の調整力や決断がカギとなりそうです。

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