石井知事 去年末自民に立候補の意思伝えた

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富山2020.01.14 19:08

 ことし秋に行われる富山県知事選挙について、現職の石井知事は14日、取材に対し、自民党県連に去年末、5期目へ向けて立候補する考えを伝えていたとしました。自民党県連は13日、日本海ガスの前社長 新田八朗さんにも、立候補についての聞き取りをしていて、知事選挙での推薦をどうするのか、自民党県連側に判断が委ねられたことになります。

 石井知事「昨年の暮れ、12月29日に県連からこの秋の知事選への出馬なり推薦してほしいということがどうかという確認がありましたので。ぜひ、自由民主党のご推薦をいただければという話をさせていただきました」

 石井知事は14日、取材に対し、自民党県連には先月29日に、5期目に向けて立候補する考えを伝えたと明らかにしました。その際、関西電力黒部ルートの一般開放や、中山間地域対策も含めたバランスある発展に力を尽くすとしたほか、北陸新幹線について次のように述べました。

 石井知事「これから3年後に(新幹線が)敦賀まで開業しますが、それから先大阪まで延伸するには、約2兆1000億円の財源を何とかしなければいけない。ぜひ知事としてそういうこと(敦賀以西の財源問題)にしっかりとめどをつけて大阪までいつごろまでに延伸すると、そういうことを決めなくてはいけない重要な時期にそうした役割を担わせてほしい」

 自民党県連の聞き取りが年末に行われていたのに、これまで明らかにしなかったことについては。

 石井知事「今までとにかく県連から意見聴取があったということすら、言わないでほしいと言われていたので。しかし、もう一方の方(新田八朗さん)が自由闊達に発言されているのに、これはいかにもバランスが悪いということで、さきほど県連にもここまできたら私も質問されたらお答えしないといかがかと思う、と言ったら了解をいただいた」

 また、自民党本部の選挙対策要綱で3期連続して知事の職にあった者は公認、推薦しないとしていることについては、数年前、自民党の「首脳クラス」に次のように告げられたとしました。

「4期目以降は、各県連の自由な判断にお任せしていると。実績があって県民が信頼して期待してさらにやってくれということであれば4期でも5期でも6期でも全くそれは自由。何か原則3期だといろいろご意見をおっしゃる方がいるようだが、ちょっと不思議な感じもしますよね」

 一方、知事選に立候補することをすでに表明している、日本海ガスの前社長 新田八朗さんは13日、自民党県連から立候補についての聞き取りを受けたことを明らかにしました。自民党県連の聞き取りで石井知事と新田さん双方が立候補することを伝え、自民党の推薦を求めたことについて14日、富山3区選出の橘慶一郎衆議院議員は「それは当然、お気持ちがあるということで受け止めさせていただいて、新田さんの話と、2人のことについて、調整と言うか選考と言えばいいのか検討していく」

 そして、自民党県連として「開かれた選考」が重要だと指摘しました。

 橘慶一郎衆議院議員「より多くの方にやはり理解を頂いているものをやらないと、やっていかないと、選挙の結果には結びつかないと思いますので、そこはやはりいろんな声を、どういう形であっても、キャッチできるようにして進めていきたい。納得いただける形でやはり、いいプロセスで答えを出していきたい」

 自民党県連は、今月20日にも予定される通常国会の開会直後に、宮腰県連会長が県選出の国会議員に説明し、今後の進め方を議論する見通しですが、推薦候補を一本化できるかは不透明な状況です。知事選に向けては共産党県委員会などで組織する市民団体「明るい富山県政をみんなでつくる会」も候補の選考作業を進めています。

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