若狭地方の伝承料理にしんのすし出荷始まる
若狭地方の伝承料理、にしんのすしの出荷が小浜市で始まり、需要の高まりで、JA若狭では去年より1割多いおよそ1.5トンの出荷を見込んでいます。
にしんのすしは、身欠きニシンと塩漬けした大根それに米こうじをあわせて漬け込んだ若狭地方の伝承料理で、ほど良い酸味とニシンの旨味で飽きのこない味が特徴です。
小浜市のJA若狭では、30年以上前からにしんのすしを作っていて、作業員が樽から取り出し出荷用にパック詰めしていました。
にしんのすしは北前船の帰港地を中心に広まったとされていて、寒い時期に漬け込むことでゆっくりと発酵が進み、旨味が一層増します。
JA若狭では今月から来年3月にかけて、月に350キロのペースで出荷します。
最近では家庭で手作りする家が減っていることから、店舗での需要が増えていて、JA若狭では去年より1割多いおよそ1.5トンの 出荷を見込んでいます。
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