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600万円特殊詐欺未遂で指示役公開手配

トラブルを解決するなどとウソをつき高齢の男性から金をだまし取ろうとしたとして警察は芝隆紀容疑者(28)を詐欺未遂の疑いで公開手配した。芝容疑者は2015年、当時70代の男性に「名義貸しは犯罪ですよ。金を払うと逮捕されない」などとウソの電話をかけ、現金600万円をだまし取ろうとした疑い。これまでに金を受け取ろうとした男らが逮捕され、その後の捜査で芝容疑者が指示していたことがわかった。大阪府内では似た手口の被害がおよそ40件起き被害総額は2億8千万円にのぼるということで警察は関連を調べている。

大阪2019.10.16 00:12

アウティング被害訴え 司法の判断に注目

 性同一性障害で性別を変えた女性が、“元男性”であることを暴露され精神的な苦痛を受けたとして、勤務していた病院を訴えた裁判。性に関する情報を本人の同意なく暴露する「アウティング」被害とは。  大阪市に住むアイさん(仮名・48)。男性として生まれたが、幼いころから、性同一性障害に悩んできた。 アイさん「幼稚園の時は(将来)何なりたいっていうのでも、空気読まないとあかんから、一応、男の子で生まれてるからそういうのんで。でもホンマは、一番はお嫁さんになりたかったんですよ」  20代の頃に性別適合手術を受け、戸籍上の性別も女性に変更。名前も変え、男性と結婚した。  しかし、6年前、大阪・吹田市の病院で、看護助手として働き始めたところ、上司である看護部長から「元男性」であることを同僚らに明かされたという。 アイさん「(部長が)元男性ということを言ってもいいんかな?と言うから私は戸籍も変えてるんで、そういうのは嫌なことなんでやめてくださいと言ったら、部長さんは、みんなは医療に携わるもんやからわかってくれるからって。私は承知してないんで、でも相手(部長)は、一方的に大丈夫だから大丈夫だからと言って、みんな集めて、そういうのを発表したんです」  アイさんが受けたのは、性的指向や性自認を本人の同意を得ずに周囲に暴露する「アウティング」と呼ばれる行為。  「アウティング」をめぐっては、2015年に一橋大学大学院の男子学生が、同性愛者であることを同級生に暴露され、自殺するなど、深刻な問題となっている。  アイさんは、アウティングの被害にあって以降、「お前は、元々男性だから力仕事できるやろとかって重たい仕事とかやらされたりとか、更衣室では一緒に着替えたくないわ男の人と」と上司や同僚の言動に苦しめられてきたという。  さらに、上司から性器を見せるよう求められたこともあった。 アイさん「下半身ってどうなってるの?という風に聞かれたから、普通に女性になってますよと言ってそれでもしつこくその人(上司)は、夜勤帯の時に見せてとか言われて」  次第に精神的に追い詰められていったアイさん。今年2月、病院の6階から飛び降り自殺を図り、ろっ骨やかかとを骨折する大ケガを負った。 アイさん「自分の中で、もうどこも逃げ場がないっていうのが現実で、死んだらテレビで報道されて、なんでそういうことがあったんかなとか話題になって、こういう子が困って、というようなことになって」  一命をとりとめたアイさんは今年8月、アウティングによって精神的な苦痛を受けたとして、病院を運営する医療法人に対し、約1200万円の損害賠償を求める裁判を起こした。 アイさん「助かってよかったと思います。だから訴えもできるから、一人でも悲しむ人を減らしたいと思うし、私のほかに苦しんでる人が楽になったらいいなと思って」  アイさんの代理人を務める仲岡しゅんさん。生まれ持った性とは異なる性で生きる、いわゆるトランスジェンダーの弁護士。 仲岡しゅん弁護士「今回のケースの場合、原告さんは、完全に法律上も身体的特徴も女性になっているわけなんですね。だから男性だった痕跡があるとすれば、過去に戸籍上そうであったというとこだけなんです。つまり過去のことを、不必要にばらすということですよね。それっていうのは本人のプライバシーの侵害ですとか、性的自由に対する非常に重要な抑圧になると思っています」  自らが性的マイノリティーだからこそわかるアイさんの苦悩。2人は、裁判を通して、性の多様性が認められる社会を実現したいと考えている。  そして、15日、開かれた第一回口頭弁論。  病院側は、訴えの棄却や却下を求める一方、具体的な主張については明らかにしなかった。病院側は取材に対し、「訴訟ではなく、話し合いでの解決を検討する」という。 仲岡しゅん弁護士「性同一性障害のある人に対するハラスメントですとか、アウティングというものを、正面から争う非常に重要な裁判例になるかと思っています。なので、この裁判を通じてですね、単に被告原告だけじゃなくて、この社会において、そういった差別ですとか、偏見、アウティング、そういったものが許されないことなんだということを広く周知していけたらな、という風に思っています」  性的マイノリティへの理解が広がりつつある中、司法はどのような判断を示すのか。裁判の行方に注目だ。

大阪2019.10.15 18:36

犬・鶏肉密輸ベトナム人3人逮捕 豚肉も?

 必要な検査を受けずに、ベトナムから犬の肉などを関西空港に持ち込んだ疑いで、ベトナム人の男女3人が逮捕された。警察は、「豚コレラ」感染の恐れがある豚肉も持ち込んでいたとみて捜査している。  家畜伝染病予防法違反の疑いで逮捕されたのは、グエン・テイ・トウム容疑者(37)らベトナム人の男女3人。グエン容疑者らは今年4月と8月、伝染病を広げる恐れがないことを証明する検査を受けずに、犬の肉約46キロや輸入禁止の鶏肉を国内に持ち込んだ疑いが持たれている。犬を食べる文化があるベトナム人に販売していたとみられている。  さらに、この“密輸”で感染拡大の恐れがあったのが「豚コレラ」。警察によると、グエン容疑者らは「豚コレラ」が流行するベトナムからの輸入が禁止されている豚肉も違法に持ち込んだとみられている。  去年9月、26年ぶりに国内で感染が確認された「豚コレラ」。豚やイノシシが感染する病気で、致死率の高さと感染力の強さが特徴。  豚コレラに詳しい専門家は「感染した豚の肉には確実に(豚コレラの)ウイルスがいます。加熱していないものは危ないですね。ウイルスが含まれている可能性があります」という。  「豚肉」を巡っては、豚コレラよりも感染力が強く致死率の高い「アフリカ豚コレラ」も海外で流行していて、養豚場の経営者は、密輸に対し不安を抱えている。  関西空港では、4月から水際対策を強化していたが、グエン容疑者らは加工品も含めて複数回、豚肉を“密輸”していたとみられており、警察は、豚肉の密輸の疑いでもグエン容疑者らを捜査している。

大阪2019.10.15 18:35

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