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神奈川県HDD大量流出 なぜ盗めたのか?

神奈川県庁のハードディスクが流出した問題で、別のディスクを盗んだとして逮捕された男が「3年前から盗みを始めた」「ばれないと思った」などと供述していることが分かった。男が勤務していた会社は午後3時から会見を行って謝罪した。 「誠に申し訳ございませんでした」 問題発覚後、初めて会見した情報機器会社のブロードリンク。 ブロードリンク・榊彰一社長「すでに懲戒解雇しております当社従業員が、当社の本部テクニカルセンターより盗み出し、ネットオークションを通じ、これを販売するという決して許すことのできない悪辣(あくらつ)な犯罪行為を犯しました」 窃盗の疑いで逮捕されたのは、情報機器会社ブロードリンクの元社員、高橋雄一容疑者。容疑を認め、こう供述しているという。 「人目につかない早朝を狙った」「オークションで売却する目的で盗んだ」 今月3日、社内のハードディスク12個を盗んだ疑いがもたれている高橋容疑者。さらに捜査関係者によると、神奈川県民の個人情報などが入ったハードディスクを転売したことも認めている。 神奈川県・黒岩祐治知事「血の気が引くような思いが致しました。あまりに膨大」 先週発覚した、神奈川県の大規模な情報流出問題。神奈川県によると、交換期限をむかえたハードディスクを、初期化した上でレンタル元である富士通リースに返却。富士通リースはブロードリンクにデータの完全消去を委託した。しかし、廃棄作業前の18本がオークションサイトに出品された。 このうち、行方がわかっていない9本のハードディスクの容量は合わせて27テラバイト。なんと広辞苑およそ100万冊分に匹敵する情報量だという。 入社直後の3年前から盗みを始めたという高橋容疑者。 「簡単に持ち出すことができばれないと思った」 なぜ盗むことが可能だったのだろうか。会社側があげたのは、2つの問題点だった。 ブロードリンク・村上崇副社長「これまではパソコンからハードディスクを抜き出した際には、個数管理をしていましたが、抜き出したハードディスクをまとめて穴あき(破壊)作業を実施。よって破壊されたあとの個数とのすり合わせが不十分でございました」「手荷物検査を実施しておりましたが、内容・頻度とも十分ではございませんでした」 ブロードリンクは、すべての再発防止策が立ち上がるまで少なくとも1か月は営業を自粛するとしている。

神奈川2019.12.09 20:56

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