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この冬、どこにも出かける予定が無い方のために、今回は『パラダイス』をご紹介しましょう!
それは、『漫画喫茶』っ!
「なぁんだ」と軽く見ないで下さいね。あなたさえその気なら、アメリカやヨーロッパどころか、太古の恐竜時代から地球なんか飛び出してスペース・コロニーの生活だって満喫できちゃうんですから。
まだ足を踏み入れたことがないという方のために、私がレクチャーしましょう。
入店し、まず席をキープしたら、作品を選びにGO!
壁一面が本棚。作者別・出版社別・特別コーナーなど、店によって品揃えが違いますが、5000〜2万冊くらいが標準なので、店内を1周するだけでもなかなか冒険です。私なんて、『まだこんなに読んでいない本があったのか!』と屈辱感すら味わいます(苦笑)
本の山から予定時間内に読める分だけを手に取るのがマナー。おっと、待った!読み始める前にドリンクを忘れずにね。
コーヒー、紅茶、緑茶、ジュースといったソフトドリンクはHOTからICEまで充実しています。私のオススメはこぶ茶。リラックスできるんだな〜。
ドリンクどころかお腹が空いたらお菓子やカップ麺、CD-ROMも売ってますよ!
至れり尽くせり、これでリクライニングやマッサージ機能の付いた椅子に座れば・・・、はぁ〜、極楽極楽。
さて、せっかく膨大な漫画に囲まれているので、『漫画喫茶』ならではの『比べ読み』にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
私のオススメ『比べ読み』は、「源氏物語」!!
漫画では、大和和紀先生版『あさきゆめみし』が王道ですが、実はいろいろと漫画化が試みられているんですよ。
まず、きら先生版「GENJI」。
紫の上の独白というスタイルで綴られる平安の世界。幼い少女の目に映る光源氏のまぶしさ。少女から大人の女性へ移ろうとまどい、喜び、知りたくなかった悲しみ。
とてもみずみずしく描かれていて、自分の初恋や青春時代を思い出すこと間違いないでしょう。
次は、待ってました!江川達也先生版「源氏物語」。
原文を一切はしょらず、同じコマの中に現代語訳が並べられているので、照らし合わせが瞬時に出来ます!
さすが江川先生、受験生の悩みを一気に解決!しかし、独特のエロスで語られる源氏の愛の世界に、受験生は違う悩みが生まれそう!?
そして魔夜峰夫先生版「パタリロ源氏物語」。
「全ては陰謀だった!?」陰陽師が暗躍する朝廷にパタリロが光源氏を守る為に活躍するというドタバタ。

ほとんどがギャグなのに、意外とストーリーに忠実で、ちょっぴりキュンと切なくさせる手腕は見事です。
「ああ、この漫画家先生はこういう解釈かぁ〜」なんてぶつぶつ独り言を言いながら、気が付くとあっという間に5,6時間経ってます。
でも大丈夫。料金は東京の基準では1時間400〜450円です。近くて安いパラダイスでしょ?どう?
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