原発事故・課題と今後
増え続ける汚染水、残されたままの核燃料、そして奪われた人々の暮らし…いまだ数多くの難題が山積する福島第一原発事故の“いま”を集めました。
福島第一原発2号機ロボット到達できず
2017年2月16日 18:42
東電は16日、メルトダウンした福島第一原発2号機の圧力容器真下に初めて調査ロボットを投入したが目的の場所に到達できなかった。廃炉を進めるには欠かせない溶け落ちた核燃料「燃料デブリ」の状況を知るための圧力容器真下の最初の調査はできなかった。
福島第一2号機 内部で非常に強い放射線量
2017年2月10日 02:02
福島第一原発2号機の内部で9日、1時間あたり推定で650シーベルトという非常に強い放射線量が検出された。その影響からか投入したカメラが不具合を起こし、作業は中断。東電は今月、本格調査をする計画だったが、予定通りできるか検討するとしている。
福島第一原発1号機 内部調査ロボット公開
2017年2月3日 22:30
メルトダウンを起こした福島第一原発1号機の内部を調査するためのロボットが3日に公開された。ロボットにはケーブル付きの小型カメラを格納容器の底までつり下げる機能が付けられており、溶け落ちた核燃料「燃料デブリ」がどこにあるのか確認を目指す。
圧力容器下の足場に穴 福島第一原発2号機
2017年2月2日 18:01
東電が福島第一原発2号機の内部で行った調査で、圧力容器のすぐ下にある足場に直径2メートルほどの大きな穴が開いていることが新たに判明。東電は今月上旬にも遠隔操作できるロボットを内部に投入し、本格調査を行う計画だが、計画の見直しも検討している。
原発事故後も診療の病院に新医師 福島
2017年2月1日 18:22
福島第一原発の事故後も診療を続けていた福島県広野町の高野病院では去年、火事で院長が亡くなり常勤の医師が不在となっていたが1日、中山祐次郎医師(36)が常勤の医師に赴任。中山医師の勤務は3月末までの期間限定で、その後の見通しは立っていない。
もこもことした物質、デブリか…2号機映像
2017年1月30日 19:23
東京電力は、メルトダウンした福島第一原発の2号機の内部をカメラで撮影した映像を30日夕方に公開した。映像では原子炉の真下に黒い塊が確認された。東電と国は、30日に調査した場所に来月にはロボットを入れてさらに詳しい調査をする予定。
福島第一原発原子炉下に“黒い塊”デブリか
2017年1月30日 14:31
東京電力は30日、メルトダウンした福島第一原発の2号機の内部をカメラで撮影、原子炉の真下に黒い塊が確認されたという。溶け落ちた核燃料などが固まった「燃料デブリ」の可能性があり、東電が分析している。燃料デブリであれば、事故後初の確認となる。
避難指示の一部解除 浪江町町民に説明会
2017年1月26日 21:56
国は、福島第一原発事故に伴い福島・浪江町に出している避難指示を今年3月末に解除する方針について、町民への説明を始めた。説明会は今後、県内外の9か所で行われ、町側は議会と協議して来月中にも国の方針を受け入れるか判断する考え。
福島第一原発メルトダウン2号機の内部公開
2017年1月26日 21:44
東電は26日、福島第一原発2号機の内部を調査し、映像を公開。溶け落ちた核燃料の熱で湯気が立ち上る様子や溶けたケーブルが映っていた。東電は今後、溶け落ちた核燃料などが固まった“燃料デブリ”のありかを確認し、取り出しにつなげたいとしている。
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