【一問一答】巳之助「学者気質な人だった」

2015年2月23日 14:15

要約

 23日、歌舞伎俳優の板東巳之助(25)会見の主な一問一答は以下の通り。

――三津五郎さんと最後にどんなお話をされましたか?
「いちばん最後の会話らしい会話は、何のへんてつもない親子の会話だったので覚えておりません

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 23日、歌舞伎俳優の板東巳之助(25)会見の主な一問一答は以下の通り。

――三津五郎さんと最後にどんなお話をされましたか?
「いちばん最後の会話らしい会話は、何のへんてつもない親子の会話だったので覚えておりません。歌舞伎のアドバイスということではない、父と子としての会話でしたので。何か“これ”っていうことはなくて…」

――三津五郎さんはどんなお父様でしたか?
「変なお父様でしたよ。(親子で)歌舞伎俳優をやっていると、みなさん『どんなご家庭なんですか?』と聞かれるんですけど、僕たち、この家に生まれてしまったからには他のご家庭を知らないので。何が変で何が普通なのかは分からないんです。非常におもしろい人だったし、くだらないこともたくさん言ってたし、楽しい人だった」

――心残りはありますか?
「もっとたくさんのことを教えてもらいたかったし、もっとたくさんのことを教わればよかったと思っております。厳しくもありましたし、本当に具体的なダメ出しをしてくれる人でもあった。役者でありながら、どこか学者のようなところがあった人ですから。学者気質な人だったので、ダメ出し1つするにも分かりやすくて。感情的ではなく、相手に伝わるように、という感じでした。師匠としてこれ以上の人はなかったと思います」

――何と声をかけたいですか?
「好きなこともやりつつ、与えられた使命というものにも正面から向き合って、走ってきた人。父が息を引き取った際にも言ったんですが、『お疲れさまでした』、それから『ありがとうございました』。歌舞伎俳優のいちばん基本の基本のごあいさつですので。『おはようございます』、『ありがとうございました』、『お疲れさまでした』ってこの3つだけは歌舞伎俳優が毎日言う言葉なので」

――巳之助さんが役者としていま思うことは?
「僕自身、1度歌舞伎を離れて戻ってきた身としては、今、歌舞伎を楽しくやれているので、この楽しいという気持ちを大事にしたい。これは父も申しておりましたけど、『自分自身が楽しまなければ、お客様を楽しませることはできない』。楽しい気持ちを大切に、これからもやっていきたい」

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