笹野高史、コクーン歌舞伎「どんどん進化」

2014年6月5日 19:29

要約

歌舞伎俳優の中村勘九郎、中村七之助らが5日、東京・渋谷のBunkamuraシアターコクーンで「コクーン歌舞伎 第十四弾『三人吉三』」の取材。勘九郎は「僕たちならではの『三人吉三』を作れたら」

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 歌舞伎俳優の中村勘九郎(31)、中村七之助(30)、尾上松也(29)、俳優の笹野高史(65)らが5日、東京・渋谷のBunkamuraシアターコクーンで「コクーン歌舞伎 第十四弾『三人吉三』」の取材に応じた。

 節分の夜に出会い義兄弟の血杯を交わした同じ吉三の名を持つ3人の盗賊、僧侶崩れの和尚吉三(勘九郎)、振袖姿のお嬢吉三(七之助)、浪人のお坊吉三(松也)の3人が、数奇な運命に導かれ翻弄されながらも、がむしゃらに命を賭して生きる物語。

 今回の舞台は、1994年に勘九郎と七之助の父である故十八世中村勘三郎さん(享年57)が立ち上げた「渋谷・コクーン歌舞伎」の20周年記念作品。
 勘三郎さんが演じて好評を博した和尚吉三を演じる勘九郎は「(勘三郎さんと)一緒に舞台に出ておりましたので、見ておりました。題材は一緒ですけど、キャストが代わるだけで芝居全体の雰囲気や空気感が変わるというのが歌舞伎のおもしろいところ。僕たちならではの『三人吉三』を作れたらと思っております」と神妙な面持ちで意気込みを語った。
 七之助も「お嬢吉三という歌舞伎役者だったら全員がやりたいであろう役をやらせていただけるのは、うれしい限りです」と思いを明かした。

 コクーン歌舞伎初出演の松也は「もうあすが本番かという感じです。まだまだやらなきゃいけないことがたくさんあるので、初日までに最高の形にしたいと思います」と気合いを入れた。

 高野は物語のキーワードを握る盗賊と和尚吉三の父の2役を演じる。
 勘三郎さんとも同作で共演しており「幸せな立場です。親子2代で共演させてもらえてるんだなって。毎日、思い出さずにはいられませんね。毎日、わくわくしてやっています」とにっこり。「進化するのがコクーン歌舞伎ですんでね。最初は民間人の役者(歌舞伎界以外の役者という意味)は私1人でしたけど、いまでは私だけじゃありません。どんどん、どんどん進化しちゃって。民間人も普通に出ております」とコクーン歌舞伎の魅力を語った。

 6日から同所で。

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