「ガッチャマン」実写化、桃李「身震い」

2012年10月12日 6:00

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 1970年代に放送され、シリーズ最高視聴率27.1%を引き出した伝説のテレビアニメ「科学忍者隊ガッチャマン」が、映画「ガッチャマン」として実写化されることが、分かった。
 日活100周年とタツノコプロ50周年の記念作品で、10月中旬にクランクインし、12月にクランクアップの予定。2013年夏に公開される。

 近未来の東京を舞台に、最新のVFX技術を駆使したスピーディーで力強いアクションシーンを盛り込み、ガッチャマンとキャラクターの死闘、仲間との絆といったテーマを描き出していく。
 人類のテクノロジーを圧倒する力を持ったギャラクターを名乗る謎の組織が、突如全世界へ宣戦布告するところから、ストーリーが動き出す。なす術もなく地球の半分を占領される中、ISO(国際科学技術庁)の南部博士は、人類の最後の望みをかけ、幼い頃から過酷な特殊訓練を受けてきた5人の若者、ガッチャマンを招集する。
 CGカット数では、「ヤッターマン」の1300カットを超える予定で、「スパイダーマン」や「バッドマン」といったハリウッドのアメコミ実写映画を超える大作を目指す。

 主役の科学忍者隊のリーダー“大鷲の健”には松坂桃李(23)、クールで破天荒な“コンドルのジョー”には綾野剛(30)、健に人知れず恋心を出しているヒロイン“白鳥(しらとり)のジュン”には剛力彩芽(20)、メンバーの末っ子でジュンとは姉弟である“燕(つばくろ)の甚平には濱田龍臣(12)、メンバーのムードメーカー役“みみずくの竜”には鈴木亮平(29)が決定。悪の組織“ギャラクター”などの人気キャラクター、武器やメカも随所に登場する。

 松坂は「これだけ有名な二メーションの実写映画化に参加することができるのは、身震いするぐらい楽しみです。5人のメンバーは初共演の方、再共演の方と入り混じっていますが…これから撮影期間を通じて結束を固めて行きたいと思っています」と気を引き締め「僕は戦隊出身なので、経験を生かすとともに、まったく新しいヒーロー像を作り上げていきたいと思っています。懐かしさと新しさを同時に共有していただけるような作品になればと思います」と期待を語った。

 「ずっとやりたかったアクションに初挑戦できる!」と張り切っているのは剛力。「気持ちがワクワク高鳴りました!誰もが知っているアニメなので、期待を裏切らないように、格好よく、ガッチャマンらしく、新しいジュンを魅せることができたらなと思います!」とコメントを寄せた。

 「ごくせん THE MOVIE」や「カイジ ~人生逆転ゲーム」などを手掛けてきた佐藤東弥監督(53)がメガホンを取る。
 「アメリカではコミックヒーローの実写映画が快進撃を続けています。コミックの中の想像上のヒーローが最新CG・特撮技術により現実の世界を縦横無尽に駆け回る姿に興奮を覚えつつ、そんな映画が日本でもできないだろうかと考えていました。そして、日本待望のヒーローがいよいよ現実の世界に登場します」とその時が来たことの喜びを実感。「私が子どものころ、楽しみにしていたアニメ、ガッチャマンはかっこいいエンターテインメントでありつつも、当時の社会問題なども盛り込まれており、ただ面白いだけのアニメではありませんでした。若くて才能ある俳優陣、スタッフたちと、原作を知らない方々にも楽しんでいただけるような、そして今の時代だからこそ希望をもてるような、日本ならではのヒーロー映画を作り上げていきたいと思っております」と静かに決意を明かした。

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