襲名控え中村歌昇、種太郎が初浅草お練り

2011年8月22日 15:53

要約

9月に三代目中村又五郎、四代目中村歌昇襲名を控えた中村歌昇、種太郎が22日、東京・浅草でお練り。歌昇は「又五郎は播磨屋にとって大切な名前。先代が作りあげた名前なので、やはり並大抵ではいけない」

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 9月に「三代目中村又五郎襲名披露」を控えた歌舞伎俳優の中村歌昇(55)、「四代目中村歌昇襲名披露」を控えた中村種太郎(22)、播磨屋一門を率いる中村吉右衛門(67)が22日、東京・浅草でお練りを行った。

 「浅草寺お練り」は、吉右衛門にとって40年ぶり。歌昇と種太郎は初めてだという。山車や木やり、浅草芸者衆とにぎやかに雷門を出発。仲見世を練り歩くと、沿道から「播磨屋!」「三代目!」と威勢のいいかけ声が飛んだ。

 浅草寺本堂前では集まった1万人にあいさつ。歌昇は「このたび又五郎を襲名する事になりました。皆さまのご声援に応えるべく、この後一層精進し、ひとかどの役者になることが皆さまへのご恩返しだと思っております」と深々と一礼。種太郎も緊張した面持ちで、「一生懸命舞台を務める事ができれば、それが恩返しだと思っております」としっかりとあいさつした。
 吉右衛門は一門を代表し、お練りの協力者らに感謝を伝え、「我々は皆さま方のお力によって、舞台で力を発揮できる。新又五郎、歌昇をどうぞよろしく、よろしくお願いいたします」と呼びかけた。

 本堂で襲名報告法要後、報道陣の取材に応じた歌昇は「新たにギアを入れ直して精進する覚悟。たくさんの方にご声援いただいて、責任感が出てきたという感じ」と気持ちを新たに語った。
 種太郎も「父の名前を襲名するからには、父を越えられるよう精進していきたいと思います」と表情を引き締めた。

 息子の晴れ姿に歌昇は、「『歌昇さん』と呼ばれてどっちが振り向くか。僕が振り向いちゃうかもしれない」とほほ笑む一方で、「又五郎は播磨屋にとって、とても大切な名前。先代が作りあげてきた名前なので、やはり並大抵ではいけないと思う」と自身もさらなる精進を誓った。

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