×

1:30

「やばい、ニュースに顔出た」“タクシー発砲強盗”68歳の男、出頭しようと警察に電話か

埼玉県川口市で、タクシーの運転手がけん銃のようなもので撃たれるなどした事件で、逮捕された68歳の男は、逮捕前、警察署に電話するなどし、出頭しようとしていたとみられることがわかりました。 警察によりますと、瀬川好一容疑者は先月29日の夜、川口市でタクシー運転手の男性にけん銃のようなものを突きつけて「金を出せ」と脅し、腹を撃って殺害しようとした疑いで、先月31日にJR福島駅から新幹線に乗り、大宮駅で降りたところで逮捕され、2日朝、送検されました。 瀬川容疑者は事件翌日、福島市内の知人女性宅などに逃走していましたが、その後の警察への取材で公開手配され、ニュースで報道されたことを受け、瀬川容疑者が「やばい、ニュースに顔が出た。帰らなければ」と知人女性に話し、埼玉県の川口署に出頭しようとしていたとみられることがわかりました。 その際、瀬川容疑者は女性に「電車代ないから貸して」と言い、1万円を受け取ったほか、新幹線に乗っている際には、川口署に電話し「瀬川です、これから行きます」などと話したということです。 その後、大宮駅で逮捕された際、瀬川容疑者は、現金およそ3500円を持っていたということです。 瀬川容疑者はこれまでの調べに対し、けん銃について「捨てた」と話していますが、けん銃はいまだ発見されていないということで、警察は引き続き、事件の全容を調べています。

日テレNEWS NNN

11:43