栃木県那須町で夫婦の遺体が見つかった事件で、事件前日の夜、夫婦の娘の内縁の夫が、夫婦が暴行されたとみられる空き家を下見していた可能性があることがわかりました。 警視庁によりますと、事件を主導したとみられる夫婦の娘の内縁の夫の関根誠端容疑者と不動産業の前田亮容疑者は仲間と共謀の上、先月16日、宝島龍太郎さんと妻・幸子さんの遺体に火をつけて損壊した疑いがもたれています。この事件では、ほかにも佐々木光容疑者ら4人が逮捕されています。 関根容疑者と前田容疑者は事件前日の夜、品川区内で夫婦と一緒にいたということですが、その後の捜査関係者への取材で、夫婦と合流する前に関根容疑者が自分の車でひとりで五反田駅に行き、駅近くにある夫婦が暴行を加えられたとみられる空き家を下見していた可能性があることがわかりました。 また、佐々木容疑者は「事件の2週間ほど前に1500万円ほどの報酬で、知り合いの誠端さんから遺体の処理を頼まれた」という趣旨の供述をしているということです。 警視庁は、事件の全容解明を進めています。

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