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“160人分”致死量に相当…青酸カリなど紛失 大阪公立大学工学研究科の研究室

大阪公立大学の工学研究科の研究室で、毒物として扱われる青酸カリなどの薬品が紛失していたことがわかりました。 大阪公立大学によりますと今月2日、大学院の工学研究科研究室の保管庫から毒物のシアン化カリウムとシアン化ナトリウム、それぞれ25グラムが紛失していることがわかったということです。 大学によりますと、シアン化カリウム(青酸カリ)とシアン化ナトリウムは、いずれも成人の致死量が200ミリグラムから300ミリグラムで、25グラムはそれぞれ80人分の致死量に相当するということです。 先月30日から年1回の「毒物および劇物の全学棚卸し」を行っていたところ、工学研究科の教員が2つの薬品がなくなっていることに気づいたということです。 紛失した薬品が最後に確認されたのは昨年6月で、教員が目視で確認していました。

日テレNEWS NNN

17:21