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【中国】不況なんて関係ねぇ!まだまだ盛り上がる五輪ビジネス

(2009/05/11 OA)


 

 金融危機の影響で中国でも景気が落ち込んでいるが、オリンピックビジネスは不況知らずだ。

 オリンピック公園の敷地内に今年3月、移動式の遊園地がオープンした。観覧車からは、北京オリンピックのメーンスタジアム「鳥の巣」が見える。オリンピックが終わっても「鳥の巣」は人気の観光スポットで、見物を終えたカップルや家族連れで遊園地は連日、大にぎわいだという。

 北京一の繁華街・王府井にあるデパートには、オリンピックグッズを買い求める人が押し寄せていた。オリンピック閉幕後も販売が続けられていたが、一部の例外を除いて最終日を迎えたのだ。売り場の責任者によると、一日の売り上げは最高で約780万円だった。Tシャツは、2000着を仕入れても、夜には完売するという。

 オリンピックをめぐっては、さらに驚く現象も起きている。北京のオークション会場で競りにかけられたのは、オリンピックの開会式で使われた小道具。太鼓に似た中国の古い楽器で、開会式では2008個が並べられ、2008人が一糸乱れぬ演技を披露した。制作費は1個約7万円だが、オークションでは20個約2400万円で競り落とされた。落札した男性は、マンション購入費用としてためていた金をはたいたという。マンションはあきらめ、太鼓は自宅に飾ったり、地元の学校に寄付したりする予定と話した。別の男性は、壊れた太鼓90個などのセットを8800万円で競り落とした。この日の落札総額は太鼓320個で6億円、平均すると、1個7万円の太鼓が26倍の185万円に化けたことになる。

 オリンピックが終わった後に始まった金融危機。絶好調だった中国経済も一転して、厳しい状況に置かれている。しかし、オリンピックとなると財布のひもは緩むようだ。