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【アメリカ】学ぶ、食べる…驚きのアメリカ流セミ利用法

(2007/06/20 OA)


 

 17年に一度だけ地上に姿を現す「17年ゼミ」がアメリカ中西部で50億匹以上も発生している。前回はセミの“被害”を取り上げたが、今回はこの大発生を楽しんでいる人たちを紹介する。

 イリノイ州シカゴの中心部から車で約50分の場所にあるレイク郡森林保護区では、この機会にセミの生態を学んでもらおうと見学ツアーが企画され、子供たちが羽化する様子などを興味深そうに観察していた。

 参加した男の子は、体中にセミをくっつけて「ツメをたてて体を登るから、ちょっとくすぐったいよ」。また別の女の子は「かわいくて好きよ。家に1匹ペットとして飼っていて、『チップ』って名前にしたの」と楽しそう。

 また、シカゴ近郊のブルックフィールド動物園では、サルやトカゲ、アルマジロなどがセミをパクパク。エサとなるセミは職員が動物園の敷地内で捕まえたものだ。

 ティム・サリバン動物管理長は「セミは高たんぱく質・低脂肪で、とても栄養度が高いんです。動物が太るのを心配することなく、たくさんのセミをエサとして動物にやることができるんです」と説明してくれた。

 セミを食べるのは動物だけではない。シカゴ市内に住むディビッド・ハモンドさんが腕をふるって“17年ゼミの幼虫の天ぷら”を作ってくれた。また、娘のジョシーさんはセミの天ぷらを巻きずしの具に。セミ入りのチョコレートやクッキーもある。

 ハモンドさんは「セミはもともと硬い殻を持っているので、衣をつけて揚げると、とても良い具合にパリパリになるんです。ソフトシェルクラブ(柔らかいカニ)やエビみたいな感じですよ」と話す。

 セミの姿そのままの料理を食べるのにはかなり勇気がいるが、思い切って食べてみると…。外側はカリカリ、中はトロッとしていて、少し苦い。ピーナツバターの味に似ているが、日本人の口には合うかどうか…。