« 【アメリカ】“アートの鉄人” 「愛と欲求不満」で勝負!? | メイン | 【アメリカ】老若男女が熱中! パズル「SUDOKU」 »

【イギリス】 テロでも健在!ロンドン名物 “バスカー”

(2006/06/16 OA)


 

 イギリス・ロンドンでは去年7月、同時多発テロが起きたが、「テロがあっても休まない」という名物がある。

 ロンドン市民の足といえば地下鉄だが、改札口に行く途中、人々が囲んで見ているのは「バスカー」と呼ばれる地下鉄ミュージシャン。都内の駅にも取り入れたいということで、今年3月には、日本から「東京メトロ」の職員が視察に訪れていた。

 彼らには専用ステージも用意されているが、誰でもここで演奏できるわけではなく、オーディションに合格した者だけがステージに上がれるのだ。オーディションはいつも約40人が受け、10~20%が落ちるという。それほど狭き門でもないが、合格者の中には日本人もいる。

 03年、日本人として初めてオーディションに合格した土門秀明さん(42)は、合格以来、ほぼ毎日、地下鉄の駅でギターを弾いて暮らしている。一日平均40ポンド(約8000円)は稼ぎがあるという。去年7月の同時多発テロについて、土門さんは「(テロの)次の日、どうなるのかなって思って事務所に電話したら、『あなたもすぐ用意して、やれる駅があればすぐやってきなさい』と逆にハッパかけられて。強い人たち、強い民族だなって思った」と話した。

 「どんな時にもあたふたしない」という心構えが特長だというイギリス人。伝統はしっかり根付いているようだ。