まだ、8年。

(2019/03/11)

「復興には、きっと...30年はかかると思います。
僕たちが復興するのに最低でも10年はかかりました。
東日本大震災は本当に広い範囲で被害にあってしまったから...」

この言葉は、震災当時、宮城県南三陸町にボランティアで来ていた方が
南三陸町立志津川中学校の当時の校長先生に伝えた言葉です。
何をもって復興とするのか、人によって違うと思うので一概には言えませんが、
ボランティアの方自身も阪神淡路大震災で被災した経験があり、
いてもたってもいられなくてボランティアで南三陸町に来たと話していました。
そして、この言葉を受けて、校長先生は取材で南三陸町に来ていた私に
「鈴木さん、30年後、どんな町になっているのか見に来て」と仰いました。


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私は青森のテレビ局に在籍していた頃、アナウンサー兼記者として
東日本大震災では、青森や宮城など東北各地へ赴き、
自らカメラを回して番組を制作、ニュースで伝えてきました。
その時、現場で出会った方々とは今でも連絡を取り合うことがあり、
心の支えになっています。


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校長先生が仰った「30年後」とは言わず、
この8年、震災を通して出会った人たちに会いに、
事あるごとに、南三陸町を訪れています。

学校の先生をしている友人が「南三陸に行きたい!」というので一緒に訪れたり、


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復興支援自転車イベント「ツール・ド・東北」に参加する友人を応援しに行ったり、


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先日は、震災の取材をしていた時に出会った、当時小学生だった子が
上京し働いていると連絡があり、彼女が働くレストランへ友人と行ってきました。


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今は奨学金を貰いながら大学へ行き、アルバイトをしているということです。
皆さんと会った際に、震災のことを具体的に話すわけではありません。
ちょっとした世間話をしに、また、皆さんに会いに行きたいと思います。

投稿者 鈴木理香子