TOPの出来事

日テレNEWS24 まーけっとNavi TOPの出来事

♯18 クラブツーリズム株式会社 岡本邦夫社長

OA_003.jpg社長になる人はおしなべて座談の名手だが、
この日は特に、放送終了後のスタジオでも旅の話が尽きなかった。
クラブツーリズムの岡本邦夫社長の添乗員経験
が、初対面の番組スタッフをも打ち解けさせるのか。

30年前、近畿日本ツーリストの一支店が始めた、
旅の通信販売。新聞広告を出し、電話を掛けて
きた人にパンフレットを送付、直接申し込みを受ける。
今では普通のシステムだが、営業担当が会社や学校を回って団体旅行の契約を
取っていた時代には、「広告費を使って反応が少なかったら無駄金になる」と
危惧する向きが多かったという。
しかし、結果は大成功。売り上げは当初の70倍になり、クラブツーリズムという会社
として独立するまでになった。自分好みの旅を求める、時間とお金にゆとりのある
シニアに向けて、添乗員も踊るダンスツアーや、鉄道ファンが特別列車で貨物線を
走る旅など、マニアにはたまらないであろう企画を次々に打ち出す。
極め付きは「長い距離は歩きません!」というツアー。
「旅はしたいけど、歩くのはこたえる」という高齢者のために、歩行距離の短縮化を
ぎりぎりまで追求。東海道五十三次の弥次さん喜多さんが聞いたらびっくりする
だろうが、これもまた、ひとつの旅。


http://www.news24.jp/articles/2010/02/19/06153870.html


♯17 エス・バイ・エル株式会社 荒川俊治社長

OA_004.jpg右肩下がりの会社を再建するため、
ヘッドハンティングで就任した、エス・バイ・エルの
荒川俊治社長。同業他社、それも業界トップの
積水ハウスからの移籍である。積水ハウスの
営業マン時代には、同僚の2倍以上を受注。
業績の悪い支店の改革を何度も手がけ、「鬼の
荒川」の異名も…。
まくしたてるような口調で鋭い目つきのモーレツ
社長を想像していたら、むしろ物静かで、じっくり
考えながら話す人であった。
「“鬼”だけでは、ダメです。恐怖政治で業績が上がってもそれは一時的。
その人が去ると、また下がってしまう。私のやり方?胸襟を開いて、直接語り合う。
『君の人生はこれでいいのか?君は何がしたいのか?』と社員に問いかけるんです」。
“上司と部下”を超えた、人間同士の対話。仕事に誇りと面白さを見いだした時、
業績目標は厳しいノルマではなく、憧れに変わる。

一生に一度か二度の大きな買い物、住宅。
失敗しないためには「いいメーカーと営業マンを選ぶこと。
いい営業マン?お客さんと同じ目線、真剣さがあるかどうかですよ」。
本音の対話は、家を買うときにも大切な要素である。


http://www.news24.jp/articles/2010/02/12/06153442.html


♯16 ライオン株式会社 藤重貞慶社長

OA_003.jpg四半世紀も前になるが、私は、小学生バレーボール全国大会「ライオンカップ」の実況アナだった。
その時の可愛い選手達は今、30代半ば。子育てまっただ中、歯磨きや洗剤の大きな購入層であろう。スポーツ大会を支えつつ、将来の顧客にアピール。日用品メーカーだからこそ、長期的展望が活きてくる。


今年1月に発売したライオンの新しい洗濯用液体洗剤。
「技術の話は難しくてね」と言いながらも、
藤重貞慶社長は、1mの10億分の1まで汚れを分解する新技術や、
原料の植物、パームについて、にこやかに話してくれた。
さらなる特長は、小さくなったこと。これまでの半分の量で洗え、容器が小さい。
輸送時の温室効果ガスCO2を大幅に削減できる。

「今、消費者は良品選択の時代に入った」と藤重社長。
「安いからといって買わない。高機能だからといって買わない。
自分に合った物を、必要なときに、必要な量だけしか買わない厳しさをもっている」。
地球規模の環境問題も、まず個人から。
ひとりひとりの日常生活、消費行動は、思いのほかしっかりと企業に伝わり、
研究開発や生産、流通部門を改革する力になっているようだ。


http://www.news24.jp/articles/2010/02/05/06153002.html


♯15 アウディジャパン株式会社 ドミニク・ベッシュ社長

OA_002.jpgドイツ車メーカーのフランス人社長に、
英語の同時通訳を介して、生放送のインタビュー。
日本語しかできない私はドキドキ。
アウディジャパンのドミニク・ベッシュ社長も
「ユニークな体験です」。
しかし、思いのほかスムーズに話は展開。
社長の明晰な頭脳と通訳者の力量に感謝。

去年、軒並み不振だった輸入自動車のなかで、
アウディだけは業績を伸ばした。
輸入車販売に占める割合も、はじめて10%と2桁に。
なぜ?と尋ねると「デザインと性能の良い車を、環境も考えて開発している」。
とりたてて新しいことをしているわけではない。日本国内でも、社員研修や店舗の
美化など、これまで行ってきた事をより充実させるという、地味で地道な方針。
“ブレない”姿勢が、結果として、売り上げを“減らさない”ことにつながるのか。
マイペースを守り続けるランナーが、周囲の選手が遅れていく中で、
次第に頭角を現してくるような感じだ。

日本人社員の長所は「仕事に誇りを持って努力すること」
短所は「間違いを恥じること。次への飛躍にすればいい」。
ところが、放送終了後、「面白かった」というスタッフの中で、
ご本人だけが「うまく話せなかった!」と反省しきり。
社員には温かく、自分には厳しい、エレガントな完璧主義者であった。


http://www.news24.jp/articles/2010/01/29/06152541.html