TOPの出来事

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♯59 株式会社東京スター銀行 ロバート・エム・ベラーディ頭取

020411.jpgきのいいバリトンの声。
若い頃は韓国で宣教師をしていたという、
東京スター銀行のロバート・M・ベラーディ頭取。
慶応の大学院に留学したのがきっかけで、
就職した金融界での活躍の場も日本に。

破綻した地銀、東京相和銀行の営業を譲り受けた、東京スター銀行。
「他の銀行と同じではつまらない」と、シンボルカラーはオレンジ。
店舗の中もカウンターではなくラウンジで、顧客の「お財布」ではなく、
「相談相手」を目指す。商品も独自性を追求。預金するとその分、
返済の負担が軽くなる「預金連動型住宅ローン」や、マンションでも
可能な「リバース・モーゲージ」(持ち家を担保にした生涯融資)を打ち出し、
業績を順調に伸ばしている。
「日本人は貯金が好きだが、何のために使うのかが曖昧な『念のため』貯金。
使い道、人生のプランを考え、そのために貯めてはどうか。お金は使うために
あるのだから」。
アメリカ人だが日本暮らし20余年のベラーディさんの言葉。

ご本人の人生プランでは「こんなに長く日本にいるはずではなかった」そうだが、
「計画通りに行かないのが人生。状況変化に対応していくことが大事でしょう」と
人なつこく笑った。


http://www.news24.jp/articles/2011/02/04/06175458.html


♯58 家電の専門家「家電コンシェルジュ」 神原サリー氏

リーダーズEYE10.jpgまず個人的なボヤきから。
テレビの「高画質」とは、どういうことを指すのだろう
か?細部をあまりにも克明に写し出すテレビを見て
いると、自分の顔のシワやたるみもさることながら、
他人様の、特に男性のおでこの“テカり”や、ひげの
そり残しが、気になってしまう。視聴者は本当にここ
までの画質を求めているのかしら…?

といった、素朴な疑問や要望を、メーカーに伝えて製品作りに反映させ、
一方で消費者にアドバイスする、家電コンシェルジュの神原サリーさん。
料理、洗濯、掃除…家事を助ける電気製品の主な使い手は女性(主婦)なのに、
作り手は男性、買い手(購入決定者)も男性(夫)という場合がしばしば。
毎日使う道具でありながら、情報の風通しはきわめて悪かった。
取扱説明書を読まず、多機能が「宝の持ち腐れ」というケースも多かったようだ。
ようやく本音が伝わりだしたのか、最新の調理家電は、機能を絞ってコンパクト、
価格も手頃、という傾向に。その上で「火を使わずにここまでできる」という
新たな手法を提案するものが人気だという。
神原さん、さらなるご活躍を。そして、男子もどんどん厨房に入り、家事に参加し、
使い手として発信していきましょう!


http://www.news24.jp/articles/2011/01/14/06174121.html


♯57 日本マクドナルド株式会社 原田泳幸会長兼社長兼CEO

リーダーズEYE01.jpgアルバイトのスタッフまで含めると
従業員17万5000人!
1日の利用客400万人という日本マクドナルド。
巨大企業を率いて8年目の原田泳幸さんは、
スリムで、しなやかな身のこなしの人。
まろやかな低音で、笑顔を絶やさず語る
ひと言ひと言は、奇をてらわない、ずっしりと重みのある直球だった。

・各企業が“自分らしさ”を知り、伸ばしていくことが大事。社員も幹部も、
 自分の会社の欠点は挙げられるが、長所がわかっていないことが多い

・仕分けは、まず何を削るか、ではなく、何にお金を使うか、考えなくては

・外食産業で大切なのは価格よりも品質。おいしいものには、人はお金を払う

・市場調査は新商品の参考にはしない。お客さんにアンケートをとると、
 ヘルシー志向が打ち出されるが、マックでサラダを出しても売れない。
 アメリカらしい、ボリュームのあるハンバーガーが受ける

・人間、やりたいことと、やってることは、往々にして違う

『原田語録』で、日めくりカレンダーが作れるのでは?と思うほどだったが、
そのカレンダーをながめて、
「ああ、そうそう、こうしなくては」などとうなずいている受け身人間には、
戦略的経営は、できないのでしょうねぇ…。


http://www.news24.jp/articles/2011/01/07/06173707.html


♯56 ケルヒャー ジャパン株式会社 佐藤八郎社長

リーダーズ1.jpgドイツの清掃機器メーカー、ケルヒャーの
日本法人社長を務める佐藤八郎さん。
日本ではなじみの薄かった家庭用高圧洗浄機を、
「家や車を洗ってみると楽しい!大人の水遊びだ」
と、輸入。ホームセンターでの実演やテレビCMで
存在をアピールし、会社の売り上げをぐんと伸ばした。

さらなる知名度向上と社会貢献を目指し、この秋、東京・日本橋を高圧洗浄。
次は何を洗うか、検討中という。

ドイツと日本を調整し、つなぐ役割。
「考え方の違い?それは日本人同士でもあること。
思うことを隠さず言って、全力でぶつかっていきます。」
物事の良い面を見ようとする佐藤社長の明るさ、人なつこさが、
道を開いていくのだろう。

ドイツ人とつきあううちに、かつて日本が持っていた良さを
ドイツに見いだすことがあるという。
「一度相手を信用した後の、胸襟を開いたつきあいは、『義理人情』の世界ですし、
彼らはパーティーで皿に取ったものは決して残さない。『もったいない』の本家、
日本の方が、アメリカナイズされてしまっている。」

年越しに、取り戻したい日本、伝え残したい日本は何か、思いをめぐらしてみようか…。


http://www.news24.jp/articles/2010/12/17/06172585.html


♯54 西武池袋本店食品部ギフトゾーン 田代 賢店長

リーダーズEYE05.jpg1日270万人が乗降する池袋駅。
通勤客に寄り道してもらえるかどうかで、
駅に直結するデパートの業績は大きく変わる。
3年の歳月と、300億円をかけて、全館改装した
池袋西武。改装費に見合う利益向上は
容易でないように思うが、ケーキなどスイーツの
売り上げが1か月で8億円、クリスマスの3日間
だけで2億円と聞くと、あらためてこのデパートの規模の大きさを感じる。
食品売り場のリーダー、田代賢さんは、一切れのケーキの値段と全体の収支、
すなわち、百貨店経済のミクロとマクロのバランスを、的確に把握しなくてはならない。

20代、30代の女性を引き寄せ、上層階の衣料品売り場も活気づけることを目指した、
食品売り場の改革。デパートでは珍しい、惣菜のプライベートブランドは、対象と同じ
年代の女性社員7人のチームが作り上げた。
「女性は、いろいろな種類を少しずつ食べたいんですねェ。パッケージの可愛らしさも
大事なんですねェ」と、40代半ばの田代さんは、首を傾げながら、若手の成果に目を細める。
リニューアルオープンから半年、食品は前年より10%以上、売り上げを伸ばした。
「改装して良かった!」と田代さん。
改革は、客に一番近いところから始めるべし、ということか。


http://www.news24.jp/articles/2010/12/03/06171728.html